我輩は亀である。
名前は一応『桃太郎』というのだが、しかし誰もが『亀』と呼ぶ。
というより、もはや『亀』が我輩の名前として定着しているようである。
なんか納得いかない。
今日、我輩はこのせまっ苦しいタライからの脱出を試みようと思う。
幸い誰もこちらには注意を払っていない。
よし、作戦決行だ!
・・・・・・はっ、待てよ。
こちらから出るとなると、逃亡の際に発見されてしまう恐れがあるな。
そうだ、この鏡の裏のほうへと出よう。
そうすれば誰にも気付かれまい。フフフ。
ぃよっ、ほっ!
むむ、なかなか後ろ足がタライまで持ち上がらんな。
おまけに結構ツルツルしてるし・・・・・・あっ!
・・・・・・作戦は失敗した。
しかし我輩は決して諦めない。必ずやいつの日か・・・・・・

ていうか、あの、すいませんもうしません。
誰かたすけてーーー

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