ため置き
鳥頭日記帳

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■悪い病気再発    2001年09月12日
というわけで、大変なのです。ピンチです。
むしろ大変なピンチなのです!

具体的に言うとアレですよ、つまり、要するに、ぶっちゃけた話、

自然消滅の危機!


……お久しぶりでございました。
ようやく、峠を越えました。
まだまだ予断を許さないところではありますが、とりあえず集中治療室から一般病棟へ移れるまでに回復いたし
ました。

まだ生きてまーす!
大丈夫でーす!
薄暗い部屋で電気もつけずにほぼ一日中引きこもってたりもしたけど元気でーす!

……カラ元気。


えっと、その、つまるところ、ようやく試験終わりましたんで!
あと、ファイナルファンタジー7〜9を一通りクリアしましたんで!


こうやってサイトが人知れず消滅していくんですねぇ……

などと感慨深げにヒゲの文豪気取って感想述べてる場合じゃあないんですよ。
こんないいかげんなトコでも見に来てくださる方がいるっつーんだからエライ事ですよ!

ううっ。申し訳ないです。
ちょっと遅すぎるかもしれませんが、これから精進します!
ので、よろしければどうぞこれからもお付き合いくださいませ。

……ほとんど私信と化してるあたりが哀しいトコロですが。

つーわけで、これからもよろしくお願いしまーす。
(あの人とかあの人とかに)


さて、
いま各メディアで話題沸騰中……というとおかしいですが、大変なことになりましたね。
アメリカのテロ事件。

いやー実際ビックリしましたよ。
だって昨日ジャングルTV見てたらいきなりニュースに切り替わったんですもん。
妙にお気楽な音楽と共に料理の作り方紹介してたらいきなりT紫T也氏ですもん。
しかもなんだか妙にT氏の顔怖かったんですもん!
ある意味ビックリでした。

さすがにドラマなんかは最後まで放映されたようですが、11時からはすべてのチャンネルで緊急報道やって
ましたからね。それもそれで驚きでしたが。

それにしても、これからどうなるんでしょう。やっぱり不安ですね。
ブッシュ大統領は、あの調子だとまあまず間違いなく報復に出るだろうし……
一番不安なのはその出方ですが。
下手したら世界戦争に発展しかねない状況になってきたしなあ。ガタガタ。

おかしいなあ。
例の秘密の任務地によると、第3次世界大戦はもう終わってこれ以降の世界大戦はもう起きないとかいう話
だったんだが……

なんとなく伏せてみる。大した事は書いてませんが。


最近は凶悪事件が増えてきたとはいえ、日本は本当に平和な国だったんだなあとしみじみ思いました。
今はその平和も不確定なものになりつつあるみたいですが。
穏便に済んでくれたら恩の字だけど……まあ、さすがにそりゃ無いだろうし。
怖いなあ。どうなるんだろ。

というわけで、今日はテンション下がりっぱなしなまま終わってみます。
報道番組の影響かな。
なんつって。

月並みですが、被害に遭われた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

■ラブラブでブラブラ   2001年09月13日
パソコン調子悪いー。
というかもう自分のパソコン欲しいー。
そのための金が欲しいー。

でも昆虫館ある意味潰れましたー。


新しいバイト探さな……


えーとですね、昨日はこんな事があったのです。

【その1】
台風が直撃した11日、小・中・高校生たち(具体例:妹3+弟1)がことごとく本日休校の報せを受ける様を目の
当たりにした辻叢さんは、猛烈に自分だけ学校に行くのが面倒臭くなり、ああでも今日からメディア授業(放送授業のこと)始まるしうーんうーんとかうなっててもしょうがなくなってきた始業時間直前の午前8:57頃に学校に「今日遅れますぅ〜、だって台風だし★」みたいなニュアンスの嘘八百を受付嬢に電話連絡ぶちかましてみたところ、
実はすでに休校が決まっていたらしく、まあそういう事ならと喜び勇んで休んだわけなんですが。

どうやら頑張って学校来ちゃった人もいたようです。
おやまぁ……(←かわいそーにという表情で)

ちなみにこの学校には「連絡網」という画期的システムが導入されておりませーん。

それはそれとして、一応メディア授業もあったみたいなんですが、そのうちの「簿記原理」という教科の担任が突然長期入院するハメになったらしく、結果この教科のメディア授業そのものも無くなる方向になったそうで。

……台風すごーい。(大間違い)


【その2】
事務室にてやっつけ仕事をやっつけていると、妹1号&弟登場。
二人ともやたらニヤニヤしており、なんだか妙に興奮状態である。
つか君タチ人の顔みてニヤニヤするのはやめたまへ。とか思ってると、

「おねえちゃーん、『ラブラブポンチ』を逆さまに言ってみて!」

・・・・・・・・・・・・・・・・。

いや、まあ、なんつーか。
ずいぶんヒマだなお前ら……。

二人の魂胆にはすぐに気付いたんで黙ってたんですが、あんまりしつこく「言え」とゆーので言ってやりましたとも。ええ。

 私 「……。(←ため息)
    チン(検閲削除)ブラブラ

妹1号「うわー何言ってんのー! はっずかしい奴ー!!」

おおはしゃぎで走り去る二人。
……言えっつったくせに。

だいたい、恥ずかしい奴とはなんじゃい。
むしろ小学生と一緒になってこんなくらだない事で大喜びしてる高校三年生のほうがよっぽど恥ずかしいと
思うんだが姉として!(←負け惜しみのつもり)



私の時代じゃ、口の両端を指で引っ張ったまま「学級文庫」やら「男と女がプロパイル」などと言わせたり、あと
「いっぱい」の「い」を「お」に変えて言わせるっつーのが流行りでしたが、そうかー今は『逆ラブラブポンチ』かー。

まあ、おうおうにして小学校低学年生はわりと下ネタ好きですよね。
ちなみに弟は今日もおおはしゃぎで親父に逆ラブラブポンチ言わせてました。

そんなに気に入ったか、ブラブラが。

■エスパーおばあちゃん   2001年09月15日
本日は敬老の日ですね。
てっきり明日だと思ってました。

我が脳の老化っぷりに敬礼!


で、せっかくだからお前ら岩手のおばあちゃん達に電話ぐらいしてやれ。との親父の命に従い、まずは小鳥谷の方からアタックしてみました。


妹1号「もしもし、おばあちゃん? 私が誰かわかる〜?」

おばあちゃん「え〜と……真臣ちゃん?」

妹1号「ハズレ〜。妹1号だよ」

おばあちゃん「ああ、そうだったの。いや〜、ずいぶん大人っぽいになったねぇ〜〜〜」

見えるのォーーーッ!?



【番外編】
その後もう一人のおばあちゃんにも電話を入れ、二つ三つ取り止めのない話をしたのち、妹3号にバトンタッチ。

妹3号「……(中略)明日ねぇ、弟の小学校の運動会なんだけどー。もしかしたら雨降るかもしれないんだー」

妹3号「んっとねぇ、天気予報では降水確率 6% らしいんだけどー」


そんなやたら中途半端な低確率、今まで一度も聞いたことないんだが。
(正解は60%)

■ヒール・アサシン物語   2001年09月17日
夏用の薄手の靴下は、そのカカトのことごとくが破れ、すべて廃棄処理場行きに。
(主に焼却炉がわりのドラム缶)

カカトと共に夢破れ、枕を涙で濡らした日々に別れを告げて(大嘘)、今日からは心機一転、冬用の靴下を着用することを大決心!
生地が厚いぜ、頼もしいゼ!
これからの季節はやっぱりスニーカーと厚手の靴下で決メ!
ただなんとなくイメチェンしたくて靴下はくわけじゃあないのさー。
水虫&魚の目防止のためでもあるんだYO!

つーわけでそろそろ学校に行く時間だ、さっそくこの屈強極まりないナイスガイ的冬用靴下を装着ー……


みりっ。


なんでこうも次から次へと次々に、靴下破れまくるんじゃあーーーあ!!

貧弱モヤシっ子的薄手すり切れ靴下ならばいざ知らず、今朝のは厚手(灰色)だしまだたいしてはいてないから
ンなすり切れてもいないはずなのに!
何故だ、何故なんだホワーイ!?

はっ! 待てよ。
むしろ原因はカカトそのものにあるのでは?

確かに私のカカトは固い。
夏の間は裸足に今時の若者っぽく若者っぽいサンダルで過ごしていたが、ふと気付くとカカトや両足の親指とかがなんだか真っ白になっていて、おまけに四、五十代のおっさん並みに固くなっててさすがにこれはどーしたもんか
とか思ったり時々ぼりぼり掻いてみてジーパン生地を引っ掻いたみたいな音がする様にさらにどーしたもんかと
思うだけでどうしようもなかったり、そういえば昔カカトの潤い保湿用のクリームだかなんだかのCMを見てその
足タレの女性のカカトの柔らかさと潤いっぷりに、世のヲトメのカカトはかくも柔らかきものであるのか……
とほんのちょっぴりショッキングであったりで、えーと、まあ、その、なんつーか。
そんぐらい固いのです。

厚手の靴下もわりかし簡単に破れるくらい、固いカカト。
逆に言えば、靴下程度の生地であればハサミを使わずに布を断てるということで、そうなると私のカカトは
刃物並みということに?
つまり、私のカカトは凶器なのか。

It’s my ネリョ is 肉体凶器!

まさか我が身にこのようなリーサルウェポンが秘められていたとは!
自分の事ながら恐ろしいゼ……

今はまだ靴下を破る程度だからいいが、いずれは鉄板さえもやすやすと切り裂けるほどの硬度になったりしたら
どうしよう!
そんなカカトで踵落としなんぞかまそうもんなら、脳天から真っ二つですよ!
ホラーですよスプラッタですよ!

そしてその天性の肉体凶器に目をつけた某国の秘密組織に拉致されたあげく、ありとあらゆる体術および暗殺術を徹底的に仕込まれて、いつしか「踵落としのマサ」とかそんな感じの異名で呼ばれちゃうような有名な裏世界の暗殺者とかになったりしたらどうしよう! どうしようー!!
(身悶えしながら部屋中を転げ回りつつ)



はやいトコ寝ます。

■ド負けゲーム   2001年09月18日
えー、まずは辻叢に中学一年生程度の英語力しかない事をお詫び致します。

例: It's my ネリョ is 肉体凶器

よく考えてみたら It's いらないじゃん・・・・・・。
語感がなんとなくいいので直しませんが。
つかそれ以前に英語じゃないしなってことでまあええやんけ。

それはそれとして。

また靴下のカカトが破れてくれやがりましたーーー!! モガーーーー!!!
しかもこれもまた灰色のやつでして。
なんぞジンクスでもあるんかいな……。


・さて、妹1号の前の席の男子二人の間では、最近「いせの」が大流行中なんだとか。
しかもただ勝負するだけではなく、敗者にはキッツいペナルティが課せられるんだそうです。

あ、ところで「いせの」って何か知ってます?

まずじゃんけんで先攻・後攻を決め、両手を握って親指を上にした状態でスタンバイし、「いっせ〜の」の掛け声のあと、伏せていた親指を上げたり上げなかったりするんですが、この時攻撃側の人が適当な数字を言います。
ただし上限は参加者の親指の総数。
えーつまり、二人でやる時は0〜4、6人でやるなら0〜12、365人の大人数で遊べるもんなら0〜730の中から適当な数字を選んで言ってみやがれというわけですな。
頭の悪いたとえですいません。

んで親指一本を1としてカウントしまして、宣言された数字と同じ数の親指が立っていたらば(一本も立って
いなかったら0)攻撃側の人の勝ちで、この時攻撃側の人はどちらか一方の手を下ろします。
そのまま一回ごとに攻守交代しつつゲームを続行し、先に両方の手を下ろせたほうが勝ちーーー
という遊びです。わりとポピュラーなものだと思うんですがどーか。知らないかな。
ちなみに地方によって微妙に呼び方が異なるようです。よくは知りませんが。


さてその「いせの」で毎回負けているのがA君(仮名)というのですが、彼はこの罰ゲームのおかげでしょっちゅう奇怪な行動を取らされているんだそうな。
例えば……

(1)一生懸命机の中に入ろうとして腕入れたり足入れたり頭入れようとしてみるんだけどなかなか入れなかった
   場合は「ちくしょう!」と机を殴って悔しがる!

(2)同じクラスのラグビー部員が持ってるカバン(ユニフォームとか入れるやつ)の中身を全部出しそのカバンの
  中に自分を入れようと
無理やり頭突っ込む!

(3)「あ! ここ俺の家じゃん!」とばかりに突然、掃除用具入れのロッカーに入る

(4)お風呂用のおもちゃによくある水に入れると膨らむカニの形をしたスポンジ(?)に向かって
  「お前ってうまそうだよな……」と呟いてみたり、「お前を食いてぇーーー!!」と叫び、そのカニをぶちりと
  勢いよくちぎる!

(その後はあまりにおかしすぎて見れなかったそうですが、たぶん食ったんだろうなあ。てかなんでそんなモンが
 教室に置いてあるのかとツッコミたい)

エトセトラ、エトセトラ。

悔しいのでまた勝負を挑むんですが、そのたびに負けては屈辱の罰ゲームをしいられているんだとか。
勘が鈍すぎるのか、学習能力が低いのか……
つか授業中にそんな事やってるのもどうかと思うが。いいのか受験生。


それにしても、奇抜な発想といい妙に細かいこだわりといい、この罰ゲーム考えてる奴って頭いいなあ。
成績のほうはどうかわかりませんが(笑)。
でもうらやましいゼ! その笑いのセンス!
私が思いつくものといったら、寒いオヤジギャグがせいぜいだもんな……。


ちなみに妹1号は毎回笑いをこらえるのが大変で、勉強どころじゃないんだそうです。
いいなあ、毎日楽しそうで。
その先どうなっても知らんけど。

■腹チャック   2001年09月20日
最近はどうか知らんが、ちょっと前まではよく妹同士でプリクラを撮ったりしていたそーです。
で、妹3号がその妹1号と一緒に撮ったプリクラを学校に持っていったところ、それを見た男子どもが妹1号を
「かわいい〜〜〜」とのたまったんだそうな。
その時、妹3号は心から「かわいそうに・・・・・・」と思ったそうです。

妹1号「はあ? 何それどーいうこと!?」

妹3号「いやだってみんな1号ちゃんの本性とか、本体を知らないから・・・・・・」


本体ーッ!?


じゃあそのプリクラに写ってるのは誰なんだよオイ!
影武者か? それとも身代わりロボットなのか? ところで確か某パーマンに出てくる本体よりも優秀な赤鼻の
身代わりロボットの正式名称はなんでしたっけ?

いやそんな事よりも!

ここにいるこの妹1号は、本体なのか!?
というかそもそも本体と偽者は同じ姿をしているのか!?
はっ! 待てよ、相手は着ぐるみを着ているという可能性も無きにしもあらずみたいな!

なぜなら、妹1号にはチャックがついてるから!!
(ドジャーン!! ←効果音)

今でこそ笑って話せますが、妹1号はなんというか、奇跡のアンビリバボーな奴なんですよ。
生まれてすぐに、腸がどうしようもないほどこんがらがっちゃってこんがらがっちゃって、野球のボール大ぐらいに
なってるのがわかってこりゃ手術しないとあきまへんわ!っつー激ヤバな状態だったらしいのです。いやマジで。
手術といっても相手は生まれたばかりの赤ん坊ですから助かる可能性はかなり低かったそうです(詳しいことは
知りませんが、体力の問題が一番でしょう)。
それでも約6時間にもおよぶ大手術の末、今ではなんの後遺症も無く、元気で生意気に育っておるわけです。
そらもう大変生意気に。

んで、その際の手術痕がいまでもくっきり残ってるんですよ。
まるでファスナーのごとき手術痕が奴めの腹に!!


あ、でも実は人間型ロボットに手のひらサイズのちっこい宇宙人が乗って操縦しているという線も捨てがたいな。そんで腹が搭乗口。

しかし奴も宇宙人だったとは。
18年近く一緒にいたのにまったく気が付かなかったぜ・・・・・・!
これが「敵をあざむくにはまず味方から」ということか!!(違います)



アホな妹たちとの会話は楽しいです。ネタになるし。

■ソバビローン   2001年09月22日
妹2号の理科の担任は愉快な御仁なんだそうです。
今日も事件を起こしてくれたらしいですよ。

なんでもとある実験の説明をしていたそうなんですが、その途中「コップAとコップB」と言うべきところを、
こんな風に言ってしまったんだそうな。

「コップAとコップブー


ブゥ!!(口から飛び出す大量のソバ)


シンプルながらもなかなかの破壊力ぜよ・・・・・・!

なんか妙にツボにハマっちゃって大変でした。しばらく息できんかった(笑)。
妹2号もこれにかなりウケたんですが、言った本人はもちろん、何故か自分以外の生徒は誰一人気付かなかったらしく、腹筋を総動員して必死に笑いをこらえたそうです。
当然その後の授業内容はさっぱり頭に入らなかったとか。


あそうそう、呼吸困難を伴うほどの笑いに陥ってしまうとですね、麺が食えなくなるんですよ!
まったく吸い込めないうえ、噛み切るのもかなり難しいんですよこれがまた!


またひとつ、しょーもない豆知識が増えてしまいました。
いや、ていうか、豆知識かなあこれ。

なんにしろ、私の脳内はこのようなしょーもない豆知識でいっぱいです。
豆だらけともいいます。

「レントゲンで見てみるとすごいんだよねー」
「豆カスとガスだらけなんだよねー」

それでいつも頭がモワ〜〜って(就寝)

■疑惑の秋   2001年09月25日
終末に向かってゆるやかに加速していく夏とはまったく逆方向にじわじわと迫り来る提出期限という名の黒い影におびえつつも蟻地獄に落ちてしまった蟻のようにずるずるといつまでも遊び呆けるその暮らしから抜けられずに白い雲、白い砂浜、白い肌そして見渡す限り白い夏の課題集に世間一般の学生たちの心臓は早鐘を打つばかりであるその一方で、夏休みの宿題からは一切の脅迫を受けない代わりに夏休みそのものから絶縁状を叩きつけられた辻叢サンは、バイトがなければ休日には一歩も外に出ない生活がすっかり板についてきたその傍らでこんな陰気な生き方してるんだったら夏休みがあってもなくても大差ないんじゃないかとうすうす気付きはじめるものの、朝の通勤ラッシュ時であるにも関わらず乗り始めから目的地までシートにゆったり座りつつ寝たフリし続けていられるという状況に小さな幸せを見出す事で自分をなぐさめる芸を覚え始めたそんなある日のそんな夜。


事務室の親父の席にていつものように、パソコンをいじったり眺めたり遠くを見たまま数十分ほど放心したりしてたんですが、ふと、何気なく机の引出しを開けてみたんですよ。

それがまさか、開けてはならないパンドラの箱だったなんて…。


引出しの中には名刺やスケジュール帳などと一緒に、一冊の小さな手帳があったのでした。

その手帳が記していたのは、人にとっての災いそのもの
悲しみと絶望、そして永い苦痛をもたらす恐怖の存在
ビックリドッキリショッキングかつ恐るべきその正体とは……!



『水虫』



ウォウォーター!!

「先生! この足に出来ちゃったかゆくてたまらないコレがいわゆるというものなんですね、先生!?」
「その後に虫がつくんだけどね」


水虫に関する、ちょっとした医療パンフレットみたいなやつだったんですが。
そこはかとなくショックでございました。

親父……水虫だったのかよ……
てかいつから水虫だったんだよ?

私、ずっと裸足で過ごしてましたが!?


いや、でもまあ、もともと足に変な菌飼ってる人だしな……
というのもウチの親父、足の裏に生まれつき水虫みたいな謎の菌が棲みついてるとかで、その昔、家に来ていた
よく知らないけどなんか偉いらしい人が知らずに親父の靴はいてその謎の菌に感染しちゃって、しばらくして
歩けなくなるほど悪化したとかいうステキな伝説をママンから聞いたことがあるのですが。

まあそれはいいとして。(いいのか、おい)
なんとなく、本当になんとなくですが本人に直接聞くのはなんだか相手を傷つけちゃうような気がして、その夜の
出来事はそっと自分の胸にしまっておくことにしてそのままそっと引出しを閉めたのは、今をさかのぼること約一月ほど前。


長かった。
本当に長かった。

前フリが


いやね、親父の水虫はもうすっかり完治したらしいんですよ。
しばらく前に、ママンとの酒の席でちょっと感慨深げにそう話してたんですよ。
なんか感染源は、どっかの施設のシャワールームらしいんですよ。バトミントンクラブのとか言ってたっけかな?
まあ、水虫っつーのはお風呂マット経由で感染することも多いそうですからね。
それはいいんです。
それはいいんですよ。

ところで
現在、私の足にですね、ちなみに左足の中指と薬指なんですが、関節のあたりになにやらちょっと固めの小さな
水疱がぷつぷつと、ぷつぷつと出来ていまして、これがまたかゆいんですよ。で、ぼりぼり掻いたり時々潰したり
しながら参ったなあ、こんなとこ蚊にくわれちゃって、それにしても今年の蚊はなんでこうも足に集中攻撃するかなっていうか、このぷちぷちが日に日に増えているうえにかゆみの範囲が徐々に広がってきているというこの
状況にはさすがに一抹の不安がよぎる今日この頃。

最近、皮もむけてきました。


きっ、希望は!?
パンドラの箱の一番奥にあるという希望は!?
希望はどこーーー!?


疑惑の秋は深まるばかり。
・・・・・・疑惑で済めばいいんですが。
つってもなんかほぼ確定っぽいけどな!



急用を思い出した

上に戻りますか?

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